大学院生の英語勉強記

現役大学院生による院試や日常、そして英語勉強のブログ

大学院進学について ④大学院の選び方

前回記事からかなり空いてしまいましたがまたぼちぼち再開していこうと思います。

 

前回に引き続き、今回はどうやって大学院を選び受験したかについてお話ししたいと思います。

前回の記事は

 

snoozemin.hatenablog.jp

 こちらか読んでいただけます。

ここでは前回の大学生活を踏まえたうえでどのように大学院を選んだのかお話しします。

 

時系列順で順番に書いていこうと思います。

 

まず、大学院進学をある程度考え出したのは2回生の冬頃です。

2回生の冬頃にゼミの先生から院進学について提案していただいたことがきっかけとなり、大学院はどういうところなのかを主にブログやネットの記事から調べたりしていました。

それと同時に就活の準備もスタートさせていました。というよりは私が通っていた大学では就職関連のセミナーや講義は必修だったため、2回生の終わりごろから参加しなくてはいけなかったのですが、それと同時に自主的に企業研究や業界研究も少しづつ始めていました。

 

3回生になり本格的に専門科目やコース科目、ゼミなどが進むにつれてやはりもっと意欲的に学びたいと思うようになっていました。

先生とやり取りを重ねるうちにやはり院進学が合っているのでは、ということになり5月あたりに一度先生と一緒に他大学の教授に会いに行くことになりました。

その時学びたかったことは景観についてだったのですが、その大学では文系かつ専門知識がなくても学部生と一緒に授業を受けることが推奨されており、またそちらの先生も親身になって教えてくださるとのことでした。

この時点ではなんとなくここでの新しい院生生活がはじまるのかとか想像していました。しかしながら挨拶までしたものの確実に院に行くというまでは至っていませんでした。

夏休みになり自由に使える時間も増えたためバイトをよくやるようになったのですが、そこの先輩から院についていろいろと聞くことができました。

ブログなどには書かれていない生の情報や的確なアドバイスをいただいたことにより、やっぱり院に行きたい!行こう!という気持ちになっていました。ここで本格的に院進を目指すことになります。

 

しかし3回生の冬頃になり、いろいろなことを学んでいくうちに専門というものに疑問を抱くようになっていました。私が通っていた学部と専攻はまだ新しい学問体系かつかなり横断的で幅広い分野を扱うため、一般にイメージされる「専門」とは少し違うものを学んでいるような気がしていました。文学、というと小説などを扱ったり、観光学、というと観光やその産業、交通といった諸要素を扱う、という風にイメージしやすいのですが私の場合はそうはいきませんでした。そのため卒論でもどういう観点からどういう分野として話を進めるのかをまとめるのがかなり大変だったのを今でも覚えています。

話がそれましたが、結果的にそういった自分の専門という疑問が逆にしっかりと学びたい、研究したいという気持ちに転換されたためぶれることはありませんでした。

しかしながら、どこの大学院に行くか、なにを学ぶかについてはあやふやなままでした。今思えばこの3回生の12月ごろまでに志望校と指導教員等を決めて試験対策をぼちぼち始めていくのがベストだったなと思います。

 

4回生の春ごろ、卒論のテーマも決まったため大学院選びもある程度方向性が決まりました。結局景観ではなく、工芸や民芸品をテーマとして扱うことにしたのですが、これを決めるだけでもかなり大学院を選びやすくなりました。

その中でよさそうな大学だったのが大阪の某公立大学と現在私が通っている某地方国立大学でした。ほかにもいくつか学べる大学やテーマにあった教員の方がいらっしゃる大学院もあったのですが金銭面、環境、フィールドワークのしやすさ等からこの二つに絞り込むことができました。

 

ちまたでは学歴ロンダリングのため偏差値のいい大学院に行くことが多いそうですが、個人的その選び方も全然ありだと思います。ただ、やりたいことをやれる、やりたいことをするために大学院に行くという動機が一番強いとも思うので個人的には学歴やネームバリューよりも研究できる環境かどうかを優先して考えました。あとは教員の専門も重要ですが私はさらっとしか調べずに院進しました。これについては少し後悔しています。今の先生が悪いとかではなく、調べたうえで受験した方が院試にも役に立つと受験後に知ったからです。

 

この時には就活はセミナー等の必修のものを除けば面接対策ぐらいしかしていませんでした。面接は院試でももちろんあるので少しは役に立ったかなと思います。

また院試に向けて専門試験対策と英語試験対策もはじめました。

試験対策についてはまた別の記事でとりあげたいと思います。

 

4回生の夏前になり、多くの大学で院入試説明会が開かれていました。しかし、私は現在通っている大学院の方の説明会は不参加、かつ研究室訪問、教員との事前のやりとりなしに出願してしまいました。これがやばいことだとしったのは出願後だったのでどうすることもできませんが、そのあとの受験となった某公立大学の方はきちんと説明会に参加し、研究したいこと学びたいことを事前に話し合ったうえで出願しました。やはりその方が大学や教員の雰囲気もわかりますし、過去問や試験の傾向についても教えてもらうことができました。

 

ばーっとかきましたが、まとめてみると

  1. 3回生の夏頃まで。遅くとも終わりごろまでには何を研究したいかをざっくりとでも方向性は決めておく。決めておくと卒論も進めやすくなるし院試対策もぐっと楽になります。
  2. 大学院や院での生活に何を求めるのかを明確にする。金銭面なのか、研究環境なのか、都市に近いのがいいのか、フィールドに近いところがいいのか、教員の質なのか、偏差値なのか。これを明確にするにはかなり調べないといけないのですが後々役に立ったりします。家を決めるときとか。
  3. 試験対策や説明会の参加、指導予定教員との事前のやりとりは早いうちにすませておく。3回生の終わりごろから4回生の春にかけて。説明会が研究室訪問を兼ねていたりもするので行って絶対損はないです。というより行ってください。院試の面接が初対面だとかなり決まずいです。

こんな感じでしょうか。

決め方というよりはどういやって院進することになったかみたいになってしまいましたね。

次回は院試対策についてお話ししようと思います。

 

 

それでは今回はこのへんで

ではでは